一途なちいさな恋物語
本当に来た転校生
中学2年の始業式。


「うちら、中2だよ~♪」

「なんか、センパイになっちゃうんだね~!」


今日も爽やかな青空の下、私―広瀬 美保は幼馴染みの瀬戸 薫と通学中。

「薫~なんか、転校生が来そうじゃない?」

「えー、どーだろね~笑」


たわいもない話だけど、そういうのもやっぱり楽しい。



ちなみにお互いまだ男子と付き合った経験ナシ。




「一緒のクラスがいいね~」
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