flashback
あなたは突然現れた。
深夜のメッセンジャー。
新しい登録を知らせる点滅。

石ころみたいな僕に話しかけてくれるなら、
誰だってよかったのかもしれない。
だけど、あなたとのおしゃべりは楽しくて。
バイトから帰って、パソコンを立ち上げて、
あなたがいることが、とても嬉しかった。



あなたが年上だということはわかっていた。
それでも
僕はあなたに1度逢ってみたかったんだ。
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