kiss・kiss・kiss


『口開いてっぞ、ッたく、物珍しそうに見るなよ。俺がいかにもお前にキスしてやってねぇみたいじゃんかよ』


横でさっきまで飲んでたカフェオレについていたストローを加えながら目を細めている。


「ううん、違うの。キスって、端から見たらあんなんなんだなあ〜って、思っちゃって…」


『ふ〜ん』


陵は、視線をあたしから真吾くんたちに目を向けた。


あたしも真吾くんたちに目を戻す。真吾くんたちは、さっきまでの嫌がっていた態度は、どこに行ったことやら…


めっちゃラブラブな雰囲気でちゅーしている。




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