女っポイ俺の恋っポイ!【長編】






んー…………、



『いぃぃちぃ~』



久しぶりに朝から俺の耳に届く浩平の声



おもい体をおこしてベッドから出る


階段を乱暴にあがりながらまだ俺の名前を叫んでる浩平

俺は来てた服を脱ぎ捨て制服を着る


ガチャン


閉めてたドアが開き浩平が顔をだした


『お、起きてたか』


と満面の笑みで言う浩平に
お前の声でだよ
そう言った

用意をし終わってベッドに腰かけてた浩平と一緒に下に降りる


『おはよ壱ちゃん』


母さんが食卓にご飯を用意してニコッと笑って言う


『はよ~』


俺と浩平はイスに座る


『浩ちゃんはご飯食べてきたのよね?コーヒーでいい?』


母さんの言葉に、はいと微笑む


『浩ちゃん!』


茉莉が少し駆け足でリビングに来る
浩平は、おはよ♪と笑顔で言うと曲がってた茉莉のリボンを元に戻してやる


照れ笑いする茉莉を見て幸せなんだなそう思った


『あ!時間時間!』


俺はまだ幸せに浸ってる浩平を掴み


『行ってくる!』


そう言い家を出た

俺はダッシュで待ち合わせ場所へと向かう





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