女っポイ俺の恋っポイ!【長編】


思いっきり勉強して
精一杯勉強した結果

受験にはなんとか合格したんだ

合格通知がくるまで気が気でなくて落ち着かない日が続いてた


通知が届いた日五人で家に集まり封を開けた



みんなが一斉に机に置いた紙には赤の文字で

“合格”

の二文字


『やっ…たぁ!』


『しゃぁ!』


張り詰めてた空気から解放されて五人で喜んだ

また五人でいれるんだと思うと幸せな気持ちになった


むかつくこともあったけど
やっぱりこいつらが好きだから感激して俺はあの時少しだけ涙を流した






『一緒のクラスで良かったよなぁ』


電車の席に座りながら高橋がそう言った

俺らの科目は進学コースの中の上のクラス
俺がそこまでいけると思ってなかったらしい浩平はクラス発表の時びっくりしてた


うん、失礼だよな?笑




中学校生活は幕を閉じたけど
また新しい生活が始まる

これからだっていっぱい泣いて笑ってけんかして悩んで…いろんな壁がでてくると思う

だけど
今まで乗り越えてきたから大丈夫だよな?


おっきい壁がきたって一人より五人のが簡単だろ?


今のこの幸せが
壊れないように

今は願ってるけどな







『壱!立ち止まってんなよな』






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