バレットフィンク
すると、人を小バカにした様な皮肉さを露呈して止まない意地の悪い笑みを浮かべながらカオルが


「僕、JPOPやってまーす!とかほざくなよ?」


と挑発を飛ばして来るのでタケシは憤怒の念がひた走るのを抑えながら


「心配には及ばないさ。俺は4サイクルのメンバーだから」


と言い放つ。


その言葉を聞いた途端に、カオルの表情が瞬く間に変貌して行く。


「あの4サイクル!?嘘だろ!?俺、CD持ってるぜ!俺、4サイクル大好きなんだよ!」


と、今度は掌をひっくり返した様な態度を露呈して、歓喜に堪えないと言わんばかりの勢いで、楽しそうに攻め寄って来る始末であった…。



< 112 / 220 >

この作品をシェア

pagetop