バレットフィンク
「でも、彼はタケシ君の事を信頼している感じだけどな?」


「いくら信頼されても、言う事を聞いてくれないんじゃ俺が困るだけだ!」


「確かにそうかも知れないね…」


二人は何だか遣り切れなさに満ちた溜息を何度も零しながら仕事へと戻って行った…。



カオルが酷く横柄な態度を露骨なまでに表明しながら、タケシに対して猛然と挑み掛かっていた。


「バンド名は絶対にバレットフィンクで行くんだ!」


「なあ、タケシ。お前の下らな過ぎる説教には好い加減、もう聞き飽きてウンザリしてんだ!」


「もう聞き飽きたとか、そう言う次元の話じゃないだろがぁぁぁーっ!」



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