バレットフィンク
そんな、欲望に彩られた傲慢的犠牲に対しての代償を、成功した途端に精算しなければならないと言う事実を、果たしてお前は素直に受け入れられるのか?」



「お前はそんな自己中心的な生き方によって、今の地位を築き上げたのか!?」



「そうだ。先程も述べた通り、邪魔になる者はたとえ誰であろうと強引に切り捨て、利用出来る者は散々利用した揚句、利用価値が喪失した瞬間に切り捨てて来た事によって、現在の俺と言う地位があるんだ」



「なあ、学!お前はそこまでして成功したかったのか?」



「活動を続けている内に、いつしか俺の心は木っ端微塵に壊れてしまったんだ!」



「胸クソの悪い欲望と言う奴に征服されてしまったんだな、俺と言う人間は…」



< 188 / 220 >

この作品をシェア

pagetop