私、メリーさん
メリーさんと一緒に
数あるメリーさんの結末でも、背後に立たれた後の話で具体的なものはない。

メリーさんが近づいてくる描写があれだけ具体的であるのにも関わらず、結末が背後に立たれておしまいというのはあっけなさ過ぎる気がした。

メリーさんがやってくる方向とは、逆方向に走り出す。

もしもメリーさんから逃げたらどうなるのだろう。

そんな事を考えていた時、ポケットの中で携帯が震えているのを感じ取った。3回目の電話だ。

走りながらも携帯を耳に当てる。
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