冬と恋と君と【短】
それから1週間が経った。
放課後になり、部活動生は部活に行き、帰宅部生は帰るかしゃべっていた。
帰宅部のあたしは、特にすることもなくて、でも帰りたくなくて、かばんを持ってきてただぼーっと机に突っ伏していた。
あたしははっと気がついた。
…いつのまにか寝ていたらしい。
握りしめていた携帯を見ると7時ジャストを指していた。
…ヤバい。
家に連絡してなかった。
そんなことを寝ぼけた頭で考えながら、あたしは体を起こした。