冬と恋と君と【短】



佐久間くんが囁き終わるか終わらないかのうちに、健太があたしたちに近づいてきた。



そして、あたしの腕をつかみ自分の方に引き寄せた。







そんな健太を見て、佐久間くんは満足そうに、



…でも少し切なそうに笑った。










「じゃ、ごめんだけどオレ先に帰るわ。

じゃあね。」



佐久間くんはそう言ってひらひらと手を振りながら帰って行った。






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