冬と恋と君と【短】
帰り道は、結局2人で帰ることになった。
遠慮したけど「彼氏だから」って嬉しそうに言われたら断りきれなかった。
あたしと並んで歩く健太の手は、しっかりあたしの手と絡められていた。
「あ~…そういえば、さっき佐久間に何言われてたの?」
あたしの顔を覗きこみながら聞いてきた。
「……ひみつ。」
あたしの返事にむっとした健太を見て、あたしは冗談っぽく聞いてみた。
「妬いちゃった?」
「…わりぃかよ。」
「……………」
あっさり認めちゃった。