冬と恋と君と【短】
「一目惚れだったし。
絶対彼女にするって思ってた。」
そう言ってはにかみむ健太にきゅんとくる。
「でっでも…
健太あたしと話してるより他の人と話す方が楽しそうだった…」
どんどん声が小さくなっていくあたしの手を、健太はぎゅっと握った。
「それは、ただオレが緊張してただけ!」
「…健太が?」
「オレが!」
あんなに愛想がいいのに、緊張とかするんだ。
「オレ、さらだけ特別扱いしてたつもりだったけど?
真山とか絶対オレの気持ち気づいてたし。
オレから好きになって告ったのさらが初めてだし。」