天井に星空
今日はなんて日だったんだ。
久しぶりに流した涙は、ロウソクの炎を二重にして見せた。
なんかあったかくて眩しいや。
いつもの部屋に戻ったのに、どこか落ち着かなかった。
(とりあえずカーテンでも開けてみるか)
カーテンに近づき、両手で光の差す窓をさがした。
なんと、さっきまで降っていた雨はやみつつあり、光が優しく振り込んでいた。黒い雲の隙間から、神様が降りてくるみたいに何本もの光の線が僕の部屋を照らしているように感じた。
夢を見ていたわけではない。
僕はなんだかそう確信した。
ロウソクの炎を一気に吹き消した。
(もう、怖くない。僕はひとりじゃない)
そう心に言い聞かせた。
天井が星空になったのも、ロウソクの炎で照らした僕の部屋も、天井から降りてきたもう一人の僕も、みんなみんな僕だったんだ。本当の僕だったんだ。
確信が僕の自信に変わって、大きく天井に向かって伸びをしたのは、もう夕方のことだった。ゆっくり寝てはいられない一日だったけど、僕は最高の仕事をやってのけたんだ。もう一人の“僕”に出会えたこと、僕は一人じゃないってこと。
そして“僕は弱い人間じゃないってこと”
僕のように悩みを抱えて、あと一歩ってところで挫折をしてる人ってたくさんいるんだと思う。
でも、満天の星空が教えてくれたこと。
僕の心の中には無数の光がたくさんあって、どの光に導かれても、どの光を選んでも、いつだって僕は光り輝く存在であるということ。
立ち止まったときは、もう一人の僕に助けを求めたっていいってこと。
そして・・・何よりも僕の心の中には、生きている限り“僕”という名の炎が永遠に燃え続けているということ。
明日は会社に行って、今日の分まで働くんだ。
僕の時間は僕だけのもの。だから僕が頑張って生きる分だけ、僕の時間は最高のものになる!
もう一人の心の中の僕、見てろよ!
僕たちは永遠に燃え続ける炎なんだ。
でも癖になりそうだな、またロウソクに火をつけたら満天の星空と出会えるかな。
おい、心の僕、そのときは懲りずに話を聞いてくれよ。
じゃあまた・・・
久しぶりに流した涙は、ロウソクの炎を二重にして見せた。
なんかあったかくて眩しいや。
いつもの部屋に戻ったのに、どこか落ち着かなかった。
(とりあえずカーテンでも開けてみるか)
カーテンに近づき、両手で光の差す窓をさがした。
なんと、さっきまで降っていた雨はやみつつあり、光が優しく振り込んでいた。黒い雲の隙間から、神様が降りてくるみたいに何本もの光の線が僕の部屋を照らしているように感じた。
夢を見ていたわけではない。
僕はなんだかそう確信した。
ロウソクの炎を一気に吹き消した。
(もう、怖くない。僕はひとりじゃない)
そう心に言い聞かせた。
天井が星空になったのも、ロウソクの炎で照らした僕の部屋も、天井から降りてきたもう一人の僕も、みんなみんな僕だったんだ。本当の僕だったんだ。
確信が僕の自信に変わって、大きく天井に向かって伸びをしたのは、もう夕方のことだった。ゆっくり寝てはいられない一日だったけど、僕は最高の仕事をやってのけたんだ。もう一人の“僕”に出会えたこと、僕は一人じゃないってこと。
そして“僕は弱い人間じゃないってこと”
僕のように悩みを抱えて、あと一歩ってところで挫折をしてる人ってたくさんいるんだと思う。
でも、満天の星空が教えてくれたこと。
僕の心の中には無数の光がたくさんあって、どの光に導かれても、どの光を選んでも、いつだって僕は光り輝く存在であるということ。
立ち止まったときは、もう一人の僕に助けを求めたっていいってこと。
そして・・・何よりも僕の心の中には、生きている限り“僕”という名の炎が永遠に燃え続けているということ。
明日は会社に行って、今日の分まで働くんだ。
僕の時間は僕だけのもの。だから僕が頑張って生きる分だけ、僕の時間は最高のものになる!
もう一人の心の中の僕、見てろよ!
僕たちは永遠に燃え続ける炎なんだ。
でも癖になりそうだな、またロウソクに火をつけたら満天の星空と出会えるかな。
おい、心の僕、そのときは懲りずに話を聞いてくれよ。
じゃあまた・・・