お兄=秘密彼氏




「え・・?
 今 何て言った?」






もう!こんなに恥ずかしいことを

もう一回言わなきゃいけないの?





「だから・・・
 私も好きなの!
 大翔のことが!!

 お兄としてじゃなくて 
 一人の男として・・・好きなの」







身体全体が熱くなる私



固まる大翔




沈黙が流れる・・・・






「・・・なんか言ってよ・・・」



「・・・マジで?」



「マジだし!」






ガバッ




するといきなり私の身体を

ベッドから起こして

ギュッと私を抱きしめる大翔




「・・・しい」




「え?」



「嬉しい!!
 俺も大好きだ!ちー!!

 絶対に離さないから!」



「クスッ 
 離されたら泣くよ?」



「泣かさねぇって!!」







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