【少女A。】
「正解っ…」
彼女は慢心の笑みで私の顔を見つめた。
知ってた?
この問題。
「いや…初めて」
嘘をついてみた。
「あのね、これ犯罪を犯した人の精神鑑定に使われる質問なの。
正常な人は一般的に
「その人と付き合うには子供は邪魔だから殺した」
と答える。
けど、精神に異常をきたしている人は、
あなたのように、
「もう一度会うため」
と答えるの。
因みに私は後者よ。」
「…もし…
あなたが前者の答えだったら…
それは秘密にしとくよ。」
私は不思議と彼女に恐怖を覚えた。
怖いものなど稀にしか無かった私が恐怖を覚える彼女は…
一体なんなのだろうか。