【少女A。】


「じゃあ一段落ついた所で自己紹介ね。
さぁあなたから♪」

いきなり何を言い出すんだ…?
…そういえば
…当初の目的は…
野次馬の中を屋上から見ることだった…

私は彼女の言うことを無視し、いや無視しざるを得なかった。
アレを見るには。

「っ痛ぅ…ぅ…」
私は痛みに耐えながらも立ち上がった。
ベランダの柵を掴み、向かえのマンションを見た。
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