【短編】私のcoolな彼氏[続2編追加]
-ガラッ


臣がいなくなってすぐドアが勢いよく開いた。


私は、その方をゆっくり見た。


「....先輩?」


先輩は、無言で私に近づいた。


「さっきの誰?」


さっき?


「臣のこと?」


なんか怖い。


「あの男は名前か....」


「?」


「あいつの方がいいのか?」


話を聞かれた?


だったら、臣がいいだなんて言わないよね?


「なんで?」


先輩は、別れたいのだろうか?


「じゃあ、なんで来ないんだ?」


うそ?


「....迎えにきてくれたの?」


先輩の顔が赤くなった。


期待していいのかな?
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