【短編】私のcoolな彼氏[続2編追加]
自分は、モテモテですって感じ。


「先輩って、ホントにモテてたんだ。」


今更ながら、納得です。


「てか、弥生さえいればいいし。」


「ホントに?ホント?」


私は、先輩に問いつめるように聞いた。


「当たり前だ。俺って信用ないわけか?」


「信用してないんじゃない。不安なのと自信がないの。」


さっきの勢いとは一変した。


「自信?」


「だって、私なんてかわいくないし...」


つりあうかどうかが謎なんだ。


たぶん、つりあってないんだろうけど。


「はっ?なに言ってんの?俺が弥生来るの待ってる理由知ってる?」


「理由?」


私は首を傾げた。


「弥生が俺のものだって見せつけたいから。かわいすぎなんだよ。俺しか見るなよ。」


こんな嬉しいこと言ってもらっていいのかな?


「先輩、嬉しい」


私は、涙目だった。
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