君は君のままでいて
ちょっと反省しながら、僕は少し高い位置にある緑風の顔を見上げながら言った。
「それは、お義母さんが悪いよね。
………きっと悪気はないんだろうけど、ね。」
お義父さんに連れられて、男ばかりの集団の中で、山の中での生活をしていた幼少時代を過ごした所為で、緑風は女の子なのに普通の男性よりもよっぽど男らしい性格の人間になっていた。
それに疑問を抱かないでいられた小さかった頃ならまだしも、大きくなってからの緑風は人知れず、ものすごく悩んだりしていたんだ。
でも、緑風はそれを両親に知られないように努力していた。
「それは、お義母さんが悪いよね。
………きっと悪気はないんだろうけど、ね。」
お義父さんに連れられて、男ばかりの集団の中で、山の中での生活をしていた幼少時代を過ごした所為で、緑風は女の子なのに普通の男性よりもよっぽど男らしい性格の人間になっていた。
それに疑問を抱かないでいられた小さかった頃ならまだしも、大きくなってからの緑風は人知れず、ものすごく悩んだりしていたんだ。
でも、緑風はそれを両親に知られないように努力していた。