君は君のままでいて
「ん、まぁ、経営方針が急に変わらないのは大事だってのはわかったけどさ。
でも、その事を理解している奴なら後継者なんて誰でも良いって事なんじゃねぇの?」


あ、だから、そうじゃなくってさ。


僕は思わず苦笑をもらした。


「もちろん、それ一点だけならそれでも良いと思うよ?
でも、さっきも言った通りリョクのお家が代々守ってきた学校だよね?
それを継いで欲しいって考えるのは当然なんじゃないかな?」


それを期待して、今まで頑張ってきた理事長先生の努力を後継ぎのふたりはあんまりわかってなさそうだけどね。
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