キミへ
かばんの中から、オカリナを取り出す。




















楽譜は頭の中。自分で作った曲だけしか覚えていない。




















ここの通学路は何時も自分だけしか通らない。




















学校とはずいぶん遠い道を通っているからだ。

















桜が綺麗な河川敷。オカリナの音色が、よく響いた。
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