ヲタ恋
第1章

プチ合コン!?

「蒼(アオ)!!」

私は、廊下で春(ハル)に呼び止められた。よっ!っと軽く挨拶をする。

「やっほ!あっあのさ、今日は蒼に頼みたいことが……」

「頼みたいこと?」

「うん!えっと、今日暇?」

「暇だけど……?」

「じゃぁ!カラオケ一緒に行かない?」

「おぉ!いいね!!行こう♪」


私は、とても軽い気持ちでカラオケに行くことを決めた。なんで、春がこんなに必死なのかを気にせずに……。


―カラオケに到着―


「カラオケ久しぶりだなぁ♪何歌おう〜♪」

「なっ何歌おっかぁ〜?あははぁ。」

「春?なんかえっと……大丈夫?」

「へっあっ大丈夫だよ!さっ行こう!!」


なんか……春が変!!カラオケに来て、いつもと春の様子が違うのに、私はやっと気が付いた。まぁ、ここで気が付いても、時すでに遅しだったけど……。


春……なんか隠してる?
そう疑問に思いながらも春のあとをついていく。


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