another contract
急に後ろから囁かれた言葉に、そして爺ちゃんに心臓が飛び跳ねた。
「な、何でその事知ってんだっ!!」
「いま自分で『住むトコどうすんだよ、俺っ!!』って言っとったやないか」
も、桃の家だぁ‥ッ!?
何ボケた事抜かしてんだ、この爺ちゃんはッ!!
「え?私の家に住むの?」
「い、いやいやいや、そういうわけにはいかねぇだ‥」
「別にいいよ?旦那さんがくれたところ、広いし部屋余ってるから」
「あ、そうか」
‥‥って、はぁ‥ッ!?
「紅、おいでよ」
「ぃや、でも‥‥」
「‥嫌?」
桃は上目遣いで俺を見てきた。
ちょ、俺‥コレには弱い。
「‥そうさせて頂きます」
「やったぁ!!」
そうして、この日から俺たちの平和な日々が始まった。