FAKE‐LAKE
「くすぐり返し!!」

一生懸命脇をくすぐるレイにニールはニヤリと笑う。

「残念でした! おれ全然こそばゆくないもんねー」

「ええー、それ変だよニール」

仕返し失敗が悔しいのか、レイはこそばゆくなれーと言いながらさらに脇をくすぐる。

平気だよーと余裕をかましているニールの首筋に、後ろから近づいたアンジェがそーっと手を触れた。

「じゃあ……ここ?」

「〇☆※*!」

恐らく誰も解読出来ない奇妙な言葉を発してニールは身をよじらせた。

「やっぱりね」

ふふふと嬉しそうに笑うアンジェにニールは叫ぶ。

「あ、アンジェ!! お前そんな大人しそうな顔して性格悪いぞ!」

「え? 何の事?」

純粋そうな笑顔でアンジェは笑う。憎たらしい。


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