FAKE‐LAKE
「愛の告白はリーナだけにしとけ」

「茶化すなよ。せっかく褒めてんだからさ」

確かに、今のセティにとってアツキの素直な褒め言葉はどんな栄養剤よりもよく効いた。

理解者が居る。それだけで戦う力が沸いて来る。

必ず助ける。レイを、そしてアンジェを。


一番に着信が入った。セティとアツキは目を合わせて頷く。戦闘開始だ。

「はい……はい、決まりました。……ありがとうございます。ええ、もちろん気付かれていません」

セティはファイルに挟んだメモを取り出す。三日後、午後四時と書かれている。

「三日後、午後五時。F基地内、例の研究室です」


< 389 / 563 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop