あなたは執事
一瞬で倒れた間抜けな奴ら




「てめえら、私に手を出したことを
後悔しな!!」



もう全員でベソかいてる



「しゅいましぇーーん!!」



気分が乗ってきたから
もう一発殴ろうとすると


「お嬢様、お見事です
でも、臭いハエを殺したところで
手が汚れます
今日のところは見逃しましょう」




エノクが拍手をしながらやってきた
そうだ、待たせていた


「そうね、こんな無意味な奴らを
やったって何も意味ないわね」



奴らを見下ろすと
ビクビク震えていた



「くずめが・・・」





と一言吐き捨てて
屋敷に帰った








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