僕らがめぐり逢うために。〜幼なじみの恋〜Ver.2
第6章 坂道
人生は坂道のようなモノだ。

誰かの受け売りのようになってしまうが、本当にそうだ。


なだらかな上り坂かと思えば、
急な坂を、夢中になって駈け上がっている時もある。

そして急降下なんてことも…

そんなときでも、
どこまでも転がり続ける石じゃなくて、

何かにぶつかっては跳ね返り、
丁度良く、どこかにひっかかってたりしなら良いなぁ。

それとも、

下り坂でも、
一歩一歩、踏みしめながら下りていくのと

どっちが良いんだろう?
< 141 / 202 >

この作品をシェア

pagetop