ラブ@メール
┗告白
園内にあるレストランで、再び4人で落ち合った。
レストラン内では、さっきからレンの笑い声が響き渡っていた。
「桃、また顔色悪くなってるよ?」
咲が私の顔を覗きこむ。
「ああ、うん。大丈夫…。」
私は、目の前にある水を一口飲んだ。
「だってさぁー、桃マジ可愛いんだもん!俺の腕にしがみついて、レンレンって!でも、お化けより桃の悲鳴の方が怖かったわ!あの顔!あはははは!」
「もう、レンのバカ!笑いすぎ!」
笑い続けるレンの背中をバシバシ叩く私。
「なんか、レンと桃ってバカップルみたい!」
咲のその言葉に固まる私。
すると、レンが私の肩を抱き寄せた。
「だろだろー!?」
私は、調子に乗るレンの頭を叩いた。
そして、私の視線は無意識にハルを追った。