虎の涙
第一章
──♪──

時計の針が

一秒一秒音を

立てて部屋に鳴り響く

ぼーっとしながら

時間はすぎてゆく。

窓から外を見る私…

空は暗く雨が降る。

コンクリートが暗い灰色に染まってゆく。


静まり返った空気の中

私の大好きな曲がなる

大好きな彼からの電話。
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