狂愛~狂うほどに君を~




『ゆず・・・。』




絞り出したような声は


愛しいモノを求めた。


会いたくて


会いたくて


でも傍に行くことが出来ない。


もういっそ


呼吸を止めてしまってもいいんじゃないかと思う。


ゆずはきっと・・泉といる方が幸せだ。


優しくて色んなことに気の回る泉。


ゆずのこともしっかりとしてくれる。


そう思ってはいるのに


頭では理解してはいるのに


心が痛い。


どうしようもないほどにズキズキ痛む。


やっぱり・・・・




『会いてぇな・・・。』





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