狂愛~狂うほどに君を~
広すぎる部屋の中の大きすぎるベッド。
そこで艶やかな女と行為をかわす。
前戯をすることなく欲望をぶつける。
女は最初苦痛に表情を歪めるがすぐに快楽に支配される。
千の体はだんだんと楽になっていく。
ただ、知らずと心が痛んでいる。
そのことに気づきながらも知らないフリをする。
抱きたくもない女を抱き
したくもない行為を繰り返す。
体と気持ちが伴わない。
それが心を痛めつけていた。