甘夏の恋
つまらない毎日

今日もつまらない日が始まった

私は明け放たれた窓を見てため息をついた

ふゎっと
病室に風が吹き込む

………?

あぁ…お母さんがドアを開け放したまんまだったのか

と思いながらドアの方を見ると

ん?

ドアの前にいる男の子が目に入った

とくん

私の胸がなる

一目惚れだった

目がはなせなかった

もちろん彼は私には気づかないで

私の視界から消えてしまった

一瞬しか見てないのに

彼の姿が私の脳裏に鮮明に残っている

180cm位で茶色い髪はワックスで綺麗に整えられていて
そして何より魅力的だったのは彼の翡翠色の眼だった

とてもきれいだった

私は暫く彼が居ない廊下をぼんやりと眺めていた

凄い気になった

今までモノクロだった世界が

急に色を持った瞬間だった

でも
もう会う事はないだろう

でも又見かけられたら良いな……

お母さんが暫くして戻ってくるとお花と着替えを置いて仕事場に行ってしまった

多分それから
2時間位たった頃だと思う

ーガラー
急にドアが開く音がする

夏希さんが入ってきた

夏希さんの後ろに誰か居ることが分かった

後ろにいたのは―

彼だった

「はじめまして」


< 7 / 125 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop