城★My Home
その行動に、心臓がドキンッってなったのを感じた
‥‥‥うっ
何よ
「どういうつもりよ?」
小声で話しかける
「ん?いいから黙って書けよ」
勝手なのか何なのかよくわからない人
あたしは矢澤陽の言う通りに黒板に書き写した
書きながらわずかな敗北感を感じた気がした
「おお〜なかなか難しい問題だったんだけどな、やっぱ二人には敵わんな」
そう言いながら、アゴに手を当てて感心する先生
矢澤陽の方を見ると不意に目が合った
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