恋人はアイドル

仲間








━【悠】━







本当は休みなんだけど
急にマネージャーから
連絡があって、急遽
仕事に行くことになった。







俺は沙羅を学校で
降ろしてからすぐに
事務所へ向かった。







「お疲れさまです!!」






「お疲れさまです♪」






警備員さんは俺に
気付いたのか
挨拶してきた。



急いでエレベーターに
乗り、控え室へと
向かった。







「マネージャー!遅れてすんません。」






「おー!悠か!待ってたぞ。」





「ゆーうちゃん♪休みなのに悪いね〜」





ん!?俺だけじゃ
ねぇのかよ!!




「は!?何でお前らまで居るんだよ!!」





マネ「悠だけじゃないぞ。メンバー全員に用があるんだよ。」






控え室に入ると
俺以外のメンバーが
揃っていた。






「悠、おせぇよー」





こいつは俺の3つ年上、
【亮哉】(23)
たまに毒舌なんだ。
メンバーの中でも
一番のしっかり者。







「悠ちゃん、遅刻だべ〜?ダメなんだよー?」






この語尾に何かしら
のばす奴が【タケ】(19)
背が小さめで顔が
可愛い系だからか
グループでも癒やしには
なってるかな。
可愛いがられるタイプ。








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