ラブ☆ゲーム



「確かにかわいいな。ヤっちまおうぜ」




…はっ!?




「それいいな。乱れた姿もかわいいだろうな」




あたしの脳が状況を理解しない間にも、3人組の会話は進んでいく。


…あたしは、コイツらに?




「おい、行くぞ!」



「たっぷりかわいがってあげるからな」




…やだ、触らないで。




「――――――嫌っ――!」




叫びながら、あたしの頭に浮かんだのは…




「おい、離せよ!」




…大嫌いなはずの、アイツだった。




.
< 19 / 30 >

この作品をシェア

pagetop