わがまま彼氏


「は…?え、だって。
俺の事嫌いで別れたんじゃねーのかよ?」


「違うよ!
だって愁…、あたしには冷たいじゃん。いっつも他の子と居るし、あたしと2人になると喋らなくなるじゃん!!年上だけど、子供だし。
あたしには何もしないし、笑ってもくれないじゃんっ!
それって、あたしの事嫌いなん…っ!!」


キス…、された。


「…!、んっ…」

叩いてもビクともしない。

「くる、し…。ふぅ…」

苦しくてボーッとしてたら、やっと離された。


「はぁ…。」


「…く、…。
それは…、は、恥ずかしいんだよ。お前の前だとふつーで居られねんだよ。」



「それって…?」





「好きだから…。」


今までに見たことないくらい愁の顔が真っ赤だった。


「愁…顔、真っ赤…。」


「う、うっせっ!///」


そして、また抱き締められた。


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