妹は年上 !?
「でも田代愛武は5年前に死んだ。だから、この人が田代愛武であるはずがない。」

美沙子は千鳥の姿をした田代愛武を睨みつけながら言った。

「ハァ?てめぇ、何言ってんだよ!俺はここにいるぢゃねぇか!」

「ぢゃあ、アレを見て確かめなよ。」

美沙子はトイレのドアの近くの鏡を指さした。

「ハァ?鏡なんて見てどぉすんだよ!見たって、どうせ俺の姿が写ってるだろうがな。」

田代愛武は、やれやれといった感じで鏡を見ようとした…が、その瞬間。

「うっ…」

いきなり田代愛武が倒れた。

「大丈夫ですか!!」

と、私が大声で声を掛けたら、

「あぁ~よく寝た。」

と何事もなかったかのように田代は立ち上がった。

「大丈夫なの?アンタ。」

今度は美沙子が声を掛けた。

「大丈夫ってなにがですか?ってか美沙子さん達こそ大丈夫ですか?」

今さっきまでの雰囲気と違う。

「大丈夫だよ!ってかもしかしてアンタ千鳥?」

「えっ!あたりまえ、千鳥ですよ!?(笑)」

どうやらいつもの千鳥に戻ったようだ。

「千鳥さぁ、不良達に殴られた後のコト覚えてる?」
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