Is this a Fiction?

片付けをしなくていいならと、そそくさと下のBarへ降りようとした……

が、スーツの上着をロッカーに掛けている事に気付き、取りに行こうとする俺。

ロッカーはお話中である奥のボックスのすぐ後ろにあった。

重い空気漂う中に飛び込むのは、やや気が引けたが致し方ない。

そう思った時、

「チーフ上着?後で持って降りてあげるよ」

ここでまた違和感──


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