先生以外ありえない!!!
先生は私が睨んでいるのを
逃げるように目を泳がせた。
「ごめん。でも…」
「ストーカーって言ったの?」
「ごめん。でも誰から聞いた?
肥後先生か?」
「誰だっていいでしょ!
今そんなことどうでもいいよ。
何でストーカーなんて言ったの?」
「高橋にヤキモチ妬いてたから。」
「それでもし高橋くんの耳に入ったら
どうするつもりだったの?」
「いや。」
「高橋くんの耳に入ったら
高橋くんが傷つくでしょ?
ねぇ。先生。
先生はストーカーって言われたら、嫌じゃない?傷つかない?」
先生は黙ってしまった。
「私、先生なら誰にも言わないって
信じてたのに…」
しばらく沈黙が続いた…