恋するOL!戦うOL!
カラオケはかなりの盛り上がりをみせ・・・


みんなは3次会にいくと張り切って店を出たがついて行く気になれず・・・


「私はこれで・・・。」

とかえろうとしたら

「じゃ、同じ方向らしいんで僕が送って行きますよ。」

「えっ・・・。」

「そうか、じゃお疲れさま。」


森さん達は気にする様子もなく手を振って行ってしまった。


「私、一人で帰れますから。」

「どうして?どうせ同じ方向なんだし。」


彼が私の手を取って、駅の方へと歩き出す。


さっきまで一也のことで頭がいっぱいだった。


なのにもう、高槻さんに握られた手のほうにドキドキしてる。



そうだ。


みんな誤解してないだろうか?



だって、二人だけで帰って来ちゃったし・・・。


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