いつも笑わせてくれる貴族
「できた」
鏡を私に見せた。
その髪の毛は、……おだんご。
リボンのついたゴムで結ってて、前髪はピンでしっかりとめてある。
「その眉毛、視線悪なるで」
私は元から垂れ目。
普通の眉毛なら、おっとりしてるように見えるんやけど私の眉毛はキリッとして、かなり眉間を寄せとる眉毛やから、目つきが悪く見える。
「ちょっと緩くしてみて……力抜いてみぃや」
そう言われたから、力を抜いてみる。
「そのまま目開いて」
ゆっくり目を開く。
ちょっと軽くなった感じ。
「そーそーっっ!!!うっわぁぁぁ!!めっちゃ可愛いやんけ!!」
恵美は私を見て、むっちゃ驚いてる。
そんな変わったんや。
「そんな変わった?」
「うん…………………」
恵美は口を半開きになっとる。
「ほな行こか…」
「うん」