制服姫
「うん。確かに…制服ずっと着てるのはイタイかもしれない。
でも、それが咲希なら…私は受け入れる。」

「…いいの?」

恵美の瞳が鋭くなった。だけど、私は自分の意志を持って言う。

揺るがない。

私は咲希の親友だから。

「勿論だよ。」

恵美はもう私に興味を失ったのか、がたんと席を立ち、梨花と美保を連れて教室を出て行った。

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