制服姫
秋 4章 恋をすること
午前中は殆ど暇で、二人でどうでもいいようなことを話していた。

そろそろ昼か…。
お腹も空いてきたし、ここから離れたいんだけど…。

「おーいっ、純也、ハナちゃん!」

疲労困憊の私達の前にやって来たのは、たこ焼き片手にニコニコしている颯大。

颯大は私達がしゃがみこんでいる前に座って、「はい」とたこ焼きを差し出した。

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