キャンパス・ダイアリー
藤村修っていうんだ、あの先生…。



こんな形でまた会えるなんて…。



どうすれば先生と話せるんだろう?

なにかきっかけはないのかな…



授業中はひたすら先生を見続けた。

見れば見るほど浩二君に見えてくる。

でも、先生は浩二君じゃない。

全くの別人なのに…先生に浩二君の面影を重ねてしまう…。



もう立ち直れたはずなのに。

いつまで過去にすがりつくの…?



「よし、終わり!来週から本格的に授業始まるからな!」



知らない間に授業終了時間になっていた。




授業が終わり、先生は質問攻めにあっていた。
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