キャンパス・ダイアリー
「先生…やめないで…」



夢香の希望通り、俺もベッドに入ったら俺にぴとっと体をくっつけて泣き始めた。



「大丈夫。小川って兄ちゃんがいるみたいでさ…兄ちゃんと馬場が仲いいみたいなんだよ。兄ちゃんに今回のこと話して、弟を説得してくれるって」

「本当!?やったぁ!」



夢香の目からは涙は消えていた。



もしも…辞めることになったとしても俺は夢香から離れないからな。

すぐ近くにはいてやれないだろうけど、夢香が好きだという気持ちは変わらない。



「安心して今日は寝なさい。俺が抱きしめてるから」
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