【長編】Love Step~冷血生徒会長×天然娘の恋愛初心者ステップアップストーリー~
俺は動物園とか水族館とかが苦手だ。
周りは家族連れが多くて、親子の愛情が一杯に溢れている。
動物たちでさえもそうだ。自分の子供を愛しむ心を持っている。
それは哺乳類の持つ本能なのではないかと思う。
だが、俺の母は、そうではなかったらしい。
理由さえ分からずある日突然失踪した母親。
一体何が起こったのか幼い俺には全くわからずただ、母を思い泣き続ける日々が続いた。
母がいなくなってから数ヵ月後、父は俺に一言だけ言った。
「お母さんはもう帰って来ない。もう待つのは止めなさい。これからはお父さんと二人で暮らしていこうな。」
何故?という問いに父は決して答えてくれなかった。
いっそ死んだとでも言ってもらったほうが良かったのかもしれない。
何故俺を捨てたのか…母に会うことがあったら聞いてみたいとずっと思っている。
俺の心はずっと血を流したまま黒く立ち込める霧の中で手探りで何かを探し求めていた。
それが何かなんてずっとわからなかった。
聖良に会うまでは…。
聖良の輝かんばかりの笑顔が俺の心に一筋の光を差し込んでくれた。
そのときに始めてわかった。
俺はあの憎い女をやはりどこかで求めていたって事を。
俺を優しく抱きとめてくれる温かい手が欲しいとずっと思っていた事を。
周りは家族連れが多くて、親子の愛情が一杯に溢れている。
動物たちでさえもそうだ。自分の子供を愛しむ心を持っている。
それは哺乳類の持つ本能なのではないかと思う。
だが、俺の母は、そうではなかったらしい。
理由さえ分からずある日突然失踪した母親。
一体何が起こったのか幼い俺には全くわからずただ、母を思い泣き続ける日々が続いた。
母がいなくなってから数ヵ月後、父は俺に一言だけ言った。
「お母さんはもう帰って来ない。もう待つのは止めなさい。これからはお父さんと二人で暮らしていこうな。」
何故?という問いに父は決して答えてくれなかった。
いっそ死んだとでも言ってもらったほうが良かったのかもしれない。
何故俺を捨てたのか…母に会うことがあったら聞いてみたいとずっと思っている。
俺の心はずっと血を流したまま黒く立ち込める霧の中で手探りで何かを探し求めていた。
それが何かなんてずっとわからなかった。
聖良に会うまでは…。
聖良の輝かんばかりの笑顔が俺の心に一筋の光を差し込んでくれた。
そのときに始めてわかった。
俺はあの憎い女をやはりどこかで求めていたって事を。
俺を優しく抱きとめてくれる温かい手が欲しいとずっと思っていた事を。