【長編】Sweet Dentist
「…もしかして、亜希が留学を勧めてくれたのは…」
「Oui 亜希から凄く才能のある女の子がいるって聞いていたよ。
しかもその彼女の恋人が亜希の初恋の人だって聞いて、かなり興味があったんだ。
君が【ヒビキ】なんだろう?
なるほど…聖が妬くのも解る気がするな。
亜希が君に恋してたなんて僕もちょっと嫉妬したくなるよ」
「…え? まさかお前も…亜希に惚れてたのか?」
「んー、まぁ…ね。見事に振られて、聖にかっさらわれたけど。
だから亜希と聖が婚約したと聞いて、結婚式には絶対に僕がウェディングケーキを作ってあげたいと思っていたんだ。
それなのに、アッサリ断られてさ、しかもその理由が日本の女子高生に頼みたいからだなんて…。
一応名の知れたパティシェの僕としてはショックだったよ」
チラリと恨みがましい目で千茉莉を睨む。
だがその瞳に怒りは無く、何処か温かいものが宿っていた。
「Oui 亜希から凄く才能のある女の子がいるって聞いていたよ。
しかもその彼女の恋人が亜希の初恋の人だって聞いて、かなり興味があったんだ。
君が【ヒビキ】なんだろう?
なるほど…聖が妬くのも解る気がするな。
亜希が君に恋してたなんて僕もちょっと嫉妬したくなるよ」
「…え? まさかお前も…亜希に惚れてたのか?」
「んー、まぁ…ね。見事に振られて、聖にかっさらわれたけど。
だから亜希と聖が婚約したと聞いて、結婚式には絶対に僕がウェディングケーキを作ってあげたいと思っていたんだ。
それなのに、アッサリ断られてさ、しかもその理由が日本の女子高生に頼みたいからだなんて…。
一応名の知れたパティシェの僕としてはショックだったよ」
チラリと恨みがましい目で千茉莉を睨む。
だがその瞳に怒りは無く、何処か温かいものが宿っていた。