君は生きていた
「聖はねぇ。昔から好きな人は作らなかった。」
「何でですか?」
「聖は、昔から女に興味がなかったのね。」
「へぇぇぇ」
「でも、あなたの事は違った。」
「え???」
「聖は、あなたを思うことで、必死だったのね。」
「わたしも、カグの事好きです。大好きです。」
「そう。」
カグの母は、ニッコリ微笑んだ。
「あっ!すいません。こんな事。」
「いいのよ。聖には幸せになってほしいから」
「........最初はカグのこと大嫌いでした。」
「え???」
「初めて、会ったときカグは寝ていて間違えて、カグの髪をふんでしまったんです。」
「そうなの」
「カグは、すごく怒ってました。そのあとも、そっけなくて嫌いだった。」
「まったく、この子は.....」
「でも、私が泣いていたときに、分かってくれたのはカグだった。」
「聖が???」
「そのあと、カグが悲しんでいるとき...何もしてあげられなかった。」
「悲しんでいるとき」
「お家の事で。」
「あぁ。」
「...ごめんなさい。」
「いいのよ。」
「そんな時もカグは、優しかった。
何も出来なくて、泣いていた私をカグは、『俺の事気にかけてくれただけで充分』
って、言ってくれたんです。」
「そんな事を。」
「嬉しかった。すごく。
そんな時白浜に行くことが決まったりして、いろんなことがありました。」
「そうだったの。」
「何でですか?」
「聖は、昔から女に興味がなかったのね。」
「へぇぇぇ」
「でも、あなたの事は違った。」
「え???」
「聖は、あなたを思うことで、必死だったのね。」
「わたしも、カグの事好きです。大好きです。」
「そう。」
カグの母は、ニッコリ微笑んだ。
「あっ!すいません。こんな事。」
「いいのよ。聖には幸せになってほしいから」
「........最初はカグのこと大嫌いでした。」
「え???」
「初めて、会ったときカグは寝ていて間違えて、カグの髪をふんでしまったんです。」
「そうなの」
「カグは、すごく怒ってました。そのあとも、そっけなくて嫌いだった。」
「まったく、この子は.....」
「でも、私が泣いていたときに、分かってくれたのはカグだった。」
「聖が???」
「そのあと、カグが悲しんでいるとき...何もしてあげられなかった。」
「悲しんでいるとき」
「お家の事で。」
「あぁ。」
「...ごめんなさい。」
「いいのよ。」
「そんな時もカグは、優しかった。
何も出来なくて、泣いていた私をカグは、『俺の事気にかけてくれただけで充分』
って、言ってくれたんです。」
「そんな事を。」
「嬉しかった。すごく。
そんな時白浜に行くことが決まったりして、いろんなことがありました。」
「そうだったの。」