ジェットストリーム
「あ、あぁ。もちろん良いとも。」

ベタなやり口だが、オッサンには効果は絶大だったようだ。
柳沢課長は何の躊躇いもなく、首を縦に振った。

首を縦に振ったせいか、ズルリと落ちる課長の頭皮。
パサリと力無く、書類の山の上に落ちた。

慌てふためき、急いでカツラを元の位置に戻す課長。
しかし、美咲はお構いなしに課長にクルリ背を向けると、スキップしながら仕事場を後にした。
< 182 / 215 >

この作品をシェア

pagetop